災害支援鍼灸師養成講座を県内初開催
災害が起きた時に、我々鍼灸師に何ができるのか
松本市を一例に、
松本市医師会災害医療担当理事の平林博先生に
松本市医師会の災害時の対応と鍼灸師に求めることを。
東日本大震災、熊本震災での活躍が話題となった
AMDA災害鍼灸ネットワーク代表世話人の今井賢治先生に、
東日本大震災、熊本震災での実際の活動報告と
災害時に鍼灸師に求められることをお話頂きました。
2017年2月25日(土)
医師会災害医療研修会と災害支援鍼灸師養成講座
15:30~15:50 開会の挨拶
16:00~17:20 松本市医師会 災害医療担当理事 平林博先生
17:30~18:30 帝京平成大学 鍼灸学科教授 今井賢治先生
会場 あがたの森文化会館2-8(大会議室)
松本市県3-1-1 0263-32-1812
御来賓 内閣府復興対策政務官 衆議院議員 務台俊介様
松本市危機管理部 危機管理課長 板倉章様
松本市社会福祉協議会地域福祉課
ボランティア担当係長 高山一郎様
松本市医師会 副会長 花岡徹様
長野県鍼灸マッサージ師会会長 臼井武文様
受講人数 63名
ニュースに取材されました。
2016年8月7日
公益社団法人日本鍼灸師会
第1回災害支援鍼灸師養成講座
上條弘明、今村頌平の2名が
災害支援鍼灸師養成講座を修了した。
鍼灸師は震災72時間後、亜急性期の
腰痛、肩こり、頭痛、不眠、食欲不振などの
不定愁訴へ主に鍼治療をおこなうことで、
被災者被災地支援を行っている。
鍼灸師が被災地で活動するためには、リスクマネジメント、現地での医療体制、ボランティアセンターとの協働が求められる。養成講座には、全国の鍼灸師会から30名の鍼灸師が参加。中信鍼灸師会は、DMATやJMAT、AMDAとの連携を重要視して講座へ賛同、上條と今村を派遣した。
鍼灸師会では東日本大震災での福島、岩手、宮城、長野県栄村。北部地震での白馬村での鍼灸ボランティアの実績を重ね、国民の健康増進と被災者支援の為に活動を続けている。
鍼灸師の今井賢治先生による被災地での鍼灸活動の御報告
http://www.fssam.net/_src/sc715/2011-se_09.pdf
長野県針灸師会も情報提供に協力させて頂きました。
東日本大震災における日本の災害時鍼灸医療の実際
http://www.fssam.net/_src/sc710/2011-se_04.pdf
第1回災害支援鍼灸師養成講座の講義の一部をご紹介
災害医療対策の歴史と多職種連携の必要性
厚生労働省DMAT事務局次長
国立大阪医療センター
救命救急センター医長
法執行機関との
医療連携のあり方に関する検討委員
若井聡智先生
講演後の若井聡智先生(写真左)
被災者や被害者を支えるために
サイコロジカルファーストエイドを学ぶ
兵庫県こころのケアセンター
臨床心理士 大澤智子先生
2017年1月22日
JIMTEF(公益財団法人国際医療技術財団)の
第6回災害医療研修アドバンスコースが東京JICAで行われ、今村頌平会員を派遣。
研修では、災害医療コーディネートや、本部運営と記録、本部運営実習が行われた。
DMATを始めとする医師、看護師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、柔道整復師などとグループを作り実習が行われた。
災害時の医療連携を学び、災害発生直後から支援活動が行えるように、今後も会員を派遣する予定である。